【アート関連情報】「13歳からのアート思考」のご紹介・ダイヤモンド社 末永幸歩
こんにちは、アート倶楽部カルチェ・ラタン事務局です。
今日はアートの本のご紹介です。
現在、書店でも人気のある『13歳からのアート思考』(クリックでAmazonリンク)です。
「アート思考」がビジネス業界においても昨今たいへん話題になってきています。
AppleやGoogleがビジネスに「アート」を取り入れたことで飛躍的な業績を伸ばしているのは
「アート思考」ということは美術にあまり触れたことがない方でも企業の名前はご存知かと思います。
(以下本書プロローグより抜粋)
「ビジネスだろうと学問だろうと人生だろうと自分のものの見方」を持てる人こそが、結果を出したり幸せを手にしたりしているのではないでしょうか?
じっと動かない1枚の絵画を前にしてすら「自分なりの答え」をつくれない人が激動する複雑な現実世界のなかで、果たしてなにかを生み出したりできるでしょうか?
背表紙
「あなただけの蛙」の見つけ方 クロードモネ睡蓮より
アート思考ってなんだろう?ーアートという植物
1「すばらしい作品」ってどんなもの?
2「リアルさ」ってなんだ?
3アート作品の『見方』とは?
4アートの「常識」ってどんなんもの?
5私たちの目には『なに』が見えている?
6アートってなんだ?
終わりに・・「愛すること」がある人のアート思考
なんだかワクワクする内容ですね!
この本の中に、「長谷川等伯」の松林図屏風について書かれた部分があります。
この長谷川等伯の「松林図屏風」についてはさまざまな分析がされている作品ですが、この本の作者は長谷川等伯の「余白」について言及しています。本書では「空白」とうい書き方をされています。
日本画を解釈する上でこの「余白」はさまざまな解釈の仕方があります。
「空間」として捉えたり「白い闇」や「光」の溢れた空間など解釈はさまざまです。
日本画では、空白に重きをおくのですが、ルネサンスの洋画などは隅々までみっちり描き込みます。
どちらも国の風土や民族性からくる「画材」や「文化の違い」によるものですがこれらを考察してみるのもなかなかロマンがありますね。
また、本書は「ピカソ」「マティス」「カンディンスキー」「デュシャン」らがそれぞれの時代に起こした「アートの革命」をわかりやすく解説してくれます。
お子さんももちろん大人の方でもスラスラ読める分かりやすい内容の本です。
ぜひ『13歳からのアート思考』を手に取ってみてはいかがでしょうか。
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名古屋市池下の絵画教室 アート倶楽部カルチェ・ラタン
デッサン、水彩画、洋画、日本画、ボタニカルアート(植物画)、 水墨画
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリーを備えた芸術複合施設
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