【アート関連情報】本のご紹介/アート思考・ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法
こんにちは、アート倶楽部カルチェ・ラタン事務局です。
本日は写真上の
「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」
プレジデント社(2019年10月30日)の本のご紹介です。
著者は秋元雄史(AKIMOTO YUJI)さん
1955年東京都生まれ。東京都立武蔵丘高等学校、東京芸術大学美術学部絵画科卒業
「東京芸術大学大学の美術館館長」が描かれた本です。
【表表紙】
アートは「最先端の思考」と「感性の技術」
・シリコンバレーのCEOたちが実践
・イノベーティブな発想を生む感性の鍛え方がわかる
・「現代アート」を通じて、アート思考を訓練する方法
・社会をサバイブする真の知性、感性とは何か
本の内容は、「アート」はビジネスの役に立つのか?
という疑問から始まります。
「ビジネス」と「アート」を結んだ例として米国アップルの創業者のスティーブ・ジョブズ氏が例に出されジョブズ氏は「カリグラフィー」や「文字のアート」について学んでいたようです。
ヒット商品「iphone」の使い勝手の良さは機能的な良さ以上に「感覚や感性」への共感が生み出したヒット商品でないかと本書では推測されています。
「直感」や「感性」といったビジネスとは一見無縁と思われていた感覚が商品のヒットに大きな影響を与えているかもしれないという話です。
ビジネスで行き詰まった時に「アート目線」からアプローチすることで新たな道が生まれた例です。
また、本書では
「デザイン思考」と「アート思考」の違いとして
デザイナー・・→『解決策』を出す。
アーティスト・・→『問い』を作る。
アーティストとは自ら「問い」を作り出す力が
作品の創造性やオリジナリティーと相関するという内容が書かれています。
本書では、現代アートの先駆けとなったデュシャンの「泉」(工業製品に偽名でR ・MUTTとサインをしてそれを芸術として成立させようとした作品「コンセプチュアルアート」)についての解説やデュシャン以降のヨーゼフ・ボイス(アートを「アクション」とする)やアンディ・ウォーホールについての解説がされています。
アート思考の本は様々な本が出版されていますが本書はとても読みやすく、アートにあまり触れたことのない方でも分かりやすい内容となっております。
「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」
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以上「アート思考」についての書籍のご紹介でした。
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