新日本画研究会

台風も去り、昨日とは一転、今日はスッキリと空気の澄んだ気持ちの良い日になりました。涼しい日が続きそうで、すっかり出かけやすい秋本番、といったところですね。

さて、明日10月15日より21日まで、齋 正機先生を中心に、20名の日本画家によるグループ展 「新日本画研究会」が松坂屋名古屋店 南館６階 美術画廊にて開催されます。

カルチェ・ラタンで火曜日の午後６：３０?９：３０にお教室を受け持っていただいている本地裕輔先生も出品されていらっしゃいます。

１０月１８日（土）１４時からは、ギャラリートーク・座談会も開催されますので、ぜひお誘いあわせの上、足をお運びくださいませ。


＜以下、開催概要より抜粋＞

■　新日本画研究会
■　10月15日（水）⇒21日（火）松坂屋名古屋展南館６階美術画廊
　 10時?19時30分（最終日は16時閉廊）

　確か昨年の初夏である。グループ展のメンバーの推薦依頼を戴いた時、僕はスマートフォンの買い替えに悩んでいた。（どうせ、すぐ新しくなっちゃうし、振り回されるんだろうなあ。）最近は本当にそうだ。物事が二、三年も経たないうちに自身のルーティンを廃して新しいものに飛び込んでいかなくてはいけない時代だ。
　こんな中、日本画というものは昔から基本的所作が変わらない。まず絵の具を膠と水で作る。そして、おおらかに判断して塗ってゆく。乾くのを待って、それを何度も繰り返し命を吹き込む。
　日本画は時間が掛かりすぎる。合理的ではない。現代社会と真逆だ。
経済社会に参加していくのは困難極まりない。そんな中、”オリジナルの考えを持って日本画家として社会に対峙している人”もしくは”僕が敬意を持っている人”を選ばせていただきました。
なるべくは僕より若い人をと思いながら・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　齋　正機

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