【絵画教室ブログ】バラを描きました(小学生の生徒さん)
こんにちは、日本画講師の安井彩子です。
今日は小6の女の子(仲良し二人組)の製作過程を紹介します。
まずは背景から、大きな刷毛でアクリル絵の具を全体に塗り込んでいきます。
アクリル絵の具は水で溶いて使う「水彩絵の具」ですが、完全に乾くと耐水性があり、水で濡れても絵の具が動きません。
それぞれ花の色や雰囲気を考えて、背景を作っています。
背景がしっかり乾いたら、いよいよバラの描写です。
鉛筆でデッサンをとって、まずは下地の色塗りです。
そのままバラの色をのせていくと、背景色の影響が大きすぎるので、ホワイトで先に明るく見えるところを描き起こしていきます。
下塗りができたらバラを描き込んでいきます。
完成です!
二人とも90分で仕上げられるよう集中して描いたので、ややお疲れ気味でしたが、よく描けていますね。
それぞれのモチーフの捉え方の違いが伝わってきます。
バラの香りを楽しみながら、いい作品ができて良かったです。
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アート倶楽部カルチェ・ラタン
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絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリー、フレンチレストラン、カフェ、ワインバーに屋上テラスを備えた芸術複合施設
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