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【速報】2024年第109回再興院展・入選作家一覧や巡回展スケジュール


再興第109回院展(通称:秋の院展)開幕
アート倶楽部カルチェ・ラタンの日本画教室の講師も入選

こんにちは、アート倶楽部カルチェラタン事務局です。

本日、日本美術院公式ホームページにて
2024年再興第109回院展の入選者の発表がありました。

2024年・院展(再興第第109回院展)入選者一覧


1 赤田 美砂緒 あかだ みさお 呼応
2 浅野 忠 あさの ただし 煌景
3 浅野 英明 あさの ひであき ゆく夏
4 朝平 敬香 あさひら ひろか 兆し
5 足立 知美 あだち ともみ 夢模様
6 安部 温 あべ はる 秋望(葛の葉)
7 荒木 恵信 あらき けいしん 夜船の白い路
8 安栄 容子 あんえい ようこ トリカブト
9 石田 貴子 いしだ たかこ 久遠 初入選
10 石村 雅幸 いしむら まさゆき 纏う
11 伊勢 淳 いせ じゅん うたかた
12 磯畑 みか いそはた みか 粛々と 初入選
13 市橋 豊美 いちはし とよみ 水族館のともだち(セイウチ)
14 伊東 佐智代 いとう さちよ 追憶
15 井上 厚 いのうえ あつし 野火創始図
16 井上 耐子 いのうえ たえこ エトルリア奏
17 岩谷 晃太 いわたに こうた 傘の音
18 岩波 昭彦 いわなみ あきひこ 石切場の朝(鋸山)
19 上田 泰徳 うえだ やすなり No.1浮きドック(尾道・向島)
20 宇城 翔子 うしろ しょうこ 卯の花くたし
21 臼井 良子 うすい りょうこ 緑映
22 浦上 義昭 うらがみ よしあき 再成
23 大石 朋生 おおいし ともお 火花
24 大河原 典子 おおかわら のりこ 擬態 無鑑査
25 大河原 秀樹 おおかわら ひでき 夏葛 奨励賞
26 大木 友美 おおき ゆみ 秋の日
27 大久保 智睦 おおくぼ ともむつ 揺曳
28 大瀬戸 文子 おおせど ふみこ ひかめく
29 大野 裕美 おおの ひろみ 影映
30 大橋 智 おおはし さとし Window
31 大村 有香 おおむら ゆか 翠滴
32 大矢 十四彦 おおや としひこ 神話 招待
33 小川 国亜起 おがわ くにあき 時・移りゆく
34 奥田 詠子 おくだ えいこ 岩魚の棲む碧色の川
35 小田切 恵子 おだぎり けいこ 木霊
36 小田原 千佳子 おだわら ちかこ 蒼 無鑑査
37 鬼塚 堅太 おにつか けんた 湖光跡
38 小野寺 啓 おのでら ひらき 枝垂れ木の木陰

39 鏡 世界 かがみ せかい 砕星 初入選
40 加来 万周 かく ばんしゅう 昊上
41 風間 桜 かざま さくら 渋谷ゲートブリッジ
42 柏谷 明美 かしわや あけみ しじまの音
43 勝又 優 かつまた ゆう 繁茂
44 門井 直子 かどい なおこ 彫る人
45 加藤 明美 かとう あけみ 不生不滅
46 加藤 厚 かとう あつし 幽玄彩霞
47 加藤 寛二 かとう かんじ 塩街・栄枯盛衰、時の声 初入選
48 加藤 青雅 かとう せいが reflété 初入選
49 かどしま なおき 炎を渡る
50 かどの ちかこ 想
51 金澤 尚武 かなざわ しょうぶ 星降る夜に
52 鎌田 文子 かまた ふみこ 早春に集う落葉
53 神谷 恵 かみや めぐみ 彼方への眺望
54 亀谷 勇美子 かめたに ゆみこ ベッドの上から
55 狩俣 公介 かりまた こうすけ さざめき 奨励賞
56 河口 由布子 かわぐち ゆうこ 雨が降っていた 初入選
57 川﨑 麻央 かわさき まお 算 日本美術院賞(大観賞)
58 川島 優 かわしま ゆう Blossom
59 川村 敏博 かわむら としひろ 夜の子供たち
60 河本 真里 かわもと まり 名残雪
61 神田 妙美 かんだ たえみ 古都
62 岸本 浩希 きしもと ひろき 残照
63 木田 康仁 きだ やすひと 煌
64 北村 典子 きたむら のりこ 知られざる想い
65 木下 武 きのした たけし Genesis
66 木下 千春 きのした ちはる 梅月夜 招待
67 木下 怜奈 きのした れいな すだれのあるへや 初入選
68 木村 和男 きむら かずお 乾季の段丘
69 木村 直広 きむら なおひろ ひそむかがやき
70 許 新航 きょ しんこう 幽径 初入選
71 久保 孝久 くぼ たかひさ 鴨川に寄せる波
72 窪井 裕美 くぼい ひろみ 陰陽
73 顧 洛水 こ らくすい 画中人
74 小島 和夫 こじま かずお 想
75 小林 明日香 こばやし あすか 犯行現場
76 小林 司 こばやし つかさ 阿部商店
77 小針 あすか こばり あすか 夏陰
78 小松原 彩瑞 こまつばら あづ 虚空の景色
79 近藤 仁 こんどう ひとし ストゥーパ

80 齋藤 勝正 さいとう かつまさ 明ける(安達太良山沼の平)
81 斉藤 博康 さいとう ひろやす 想 ―暮茜の浜―
82 齋藤 愛未 さいとう まなみ 枯れる芭蕉
83 佐伯 龍進 さえき りゅうしん 緑蔭 初入選
84 坂根 輝美 さかね てるみ ねがい星 奨励賞
85 指田 葉月 さしだ はづき 日並みあう風
86 佐藤 悟 さとう さとる 木洩れ日の道
87 佐藤 八弘 さとう はっこう 博物の黎明 初入選
88 佐藤 美和子 さとう みわこ 燈
89 佐藤 佑 さとう ゆう ガラスの中と外
90 佐藤 凛 さとう りん きみの世界、きみの未来 初入選
91 佐野 正人 さの まさと 秋の陽に包まれて
92 澤田 和真 さわだ かずま 混ざる。絡まる。縛る。 初入選
93 澤村 志乃武 さわむら しのぶ Oak snow
94 芝 康弘 しば やすひろ イタダキマス
95 澁澤 靑 しぶさわ せい Philosophy 奨励賞
96 島田 滋 しまだ しげる 風
97 清水 操 しみず みさお 過ぎゆく季節
98 清水 レイ しみず れい AWAIT
99 下田 博子 しもだ ひろこ 家族
100 重里 香 じゅうり かおり 湖面の春
101 白井 進 しらい すすむ 樹
102 新生 加奈 しんじょう かな ひかりのたね
103 新藤 美希 しんどう みき 春へ向かう船
104 菅原 寧々 すがわら ねね 過ぎゆく時
105 杉浦 均 すぎうら ひとし 五月の風に願い込めて
106 杉山 寒月 すぎやま かんげつ 裏磐梯夕月
107 杉山 紅 すぎやま こう 夏色
108 鈴木 恵麻 すずき えま らせん
109 鈴木 広太 すずき こうた 大胡蝶
110 鈴木 ちか子 すずき ちかこ まほらの夢
111 鈴木 ひろ子 すずき ひろこ ある日
112 鈴木 靖代 すずき やすよ 裏道
113 須田 健文 すだ たけひろ 二日月
114 関 晶子 せき あきこ 月の舟待つ
115 瀬戸口 祐佳 せとぐち ゆか 鈴かけ馬踊り
116 五月女 佳織 そうとめ かおり 佇む 初入選
117 孫 叡 そん えい 競自由 初入選

118 髙田 咲惠 たかだ さえ 甘露、甘露でございます。
119 髙田 峻典 たかだ しゅんすけ 林の中へ
120 髙橋 孝子 たかはし たかこ 閑日
121 瀧下 尚久 たきした まさひさ 神通
122 たけうち しげき 静域
123 竹澤 弘之 たけざわ ひろゆき 光のどけき春の日
124 竹原 美也子 たけはら みやこ その夜の流れ星の正体
125 田島 亨 たじま とおる Tacet
126 田中 宏明 たなか ひろあき 煌く海
127 田中 百合子 たなか ゆりこ 潟辺りの春
128 谷 善徳 たに よしのり 海へ 奨励賞
129 玉井 敏敬 たまい としゆき 祈る人々
130 築井 渚 ちくい なぎさ あいもかわらず 初入選
131 千種 伸宜 ちぐさ のぶよし 灰青が明ける
132 張 豪峰 ちょう ごうほう Adam and Eve 初入選
133 張 淑楨 ちょう しゅくてい 造物者④ 初入選
134 辻村 和美 つじむら かずみ 水の守り人
135 手塚 華 てづか さやか 垣にはふ
136 手中 道子 てなか みちこ はるの林
137 樋田 礼子 といだ あやこ 井の頭(11)―樹下生生―日本美術院賞(大観賞)・東京都知事賞
138 徳井 正明 とくい まさあき 結
139 戸倉 英雄 とくら ひでお 月守の庭
140 戸島 朋子 とじま ともこ 行く路
141 土肥 彩 どひ さい marchè
142 豊野 芳子 とよの よしこ 邂逅

143 中井 香奈子 なかい かなこ 砂の都 無鑑査
144 永井 健志 ながい たけし 遠照
145 中内 共路 なかうち ともみち the ark
146 中尾 泰斗 なかお たいと かきあつめたささやき
147 中嶋 純花 なかじま すみか On the Cusp
148 長瀬 香織 ながせ かおり 紡ぐ
149 永田 恭子 ながた きょうこ Web
150 中野 貴文 なかの たかふみ 旅じたく
151 中村 瞭佑 なかむら りょうすけ 遊星より愛を込めて
152 中本 雅 なかもと みやび 日曜日
153 永吉 秀司 ながよし ひでし 彼の岸へ
154 並木 功 なみき いさお シンフォニア
155 楢原 環 ならはら たまき 博物館
156 新倉 嘉江 にいくら よしえ 遠き日を想う
157 新美 三千代 にいみ みちよ 六段
158 西岡 悠妃 にしおか ゆうひ 夏の日
159 西澤 秀行 にしざわ ひでゆき 雨道
160 仁科 幸雄 にしな ゆきお 瑞雪 初入選
161 野邊 ひろみ のべ ひろみ ソワレ 奨励賞

162 ?岡 昭男 はしおか あきお 聖 無鑑査
163 秦 誠 はた まこと 雨情
164 八谷 真弓 はちや まゆみ 縷縷
165 波根 靖恵 はね よしえ 夏休み
166 馬場 薗花 ばば そのか ロレインさんの庭
167 浜口 和之 はまぐち かずゆき 夜陰
168 林 信吾 はやし しんご 浸蝕
169 速水 敬一郎 はやみ けいいちろう 願い
170 原澤 亨輔 はらさわ こうすけ 水都の線
171 阪野 智啓 ばんの ともひろ 九郎判官
172 菱沼 結菜 ひしぬま ゆな 螺旋翼機の記憶 初入選
173 平片 仁也 ひらかた じんや 風が凪ぐ
174 平野 義文 ひらの よしふみ 春の萌し
175 平林 貴宏 ひらばやし たかひろ 花をわらう人
176 平山 理 ひらやま さとし 静穏―大浦天主堂―
177 廣瀨 貴洋 ひろせ たかひろ 神の化身
178 廣田 晴彦 ひろた はるひこ 白日の憂鬱
179 廣藤 良樹 ひろふじ よしき 曲節
180 深見 早苗 ふかみ さなえ 海城の交差点
181 福家 悦子 ふくいえ えつこ 古都の朝 無鑑査
182 福島 七海 ふくしま ななみ 呼吸
183 藤井 聡子 ふじい さとこ スプリング 奨励賞
184 藤田 和美 ふじた かずみ クオンノカケラ
185 藤原 弘文 ふじわら ひろふみ 森閑
186 藤原 まどか ふじわら まどか garden 奨励賞
187 古谷 照美 ふるや てるみ 森の音色
188 卜 夢葉 ぼく むは 夕闇 初入選

189 牧田 宏之 まきた ひろゆき 夕波の唄
190 牧野 香里 まきの かおり 秋を引く蝶
191 牧野 環 まきの たまき ふれるしらゆき 無鑑査
192 増田 幸子 ますだ さちこ 夜想
193 升野 琴絵 ますの ことえ ハレとケ
194 松浦 主税 まつうら ちから 騒銀瞬鱗
195 松岡 歩 まつおか あゆむ 群泳 奨励賞
196 松川 華子 まつかわ はなこ 雨樋が滑べる夜霧
197 松下 明生 まつした あきお キュビズムな町 無鑑査
198 松下 雅寿 まつした まさとし 風待つ
199 松下 紅葉 まつした もみじ 積もる時間
200 松竹 幸子 まつたけ さちこ 貝の旋律
201 松本 香菜子 まつもと かなこ 薄ら日
202 丸山 國生 まるやま くにお ル・トロネの祭壇・夕日
203 三浦 愛子 みうら あいこ 彗星
204 三浦 長悦 みうら ちょうえつ 春を待つ
205 三沢 英伍 みさわ えいご ワタリガニⅡ
206 水野 淳子 みずの じゅんこ 確かに此処に居た 無鑑査
207 水見 剛 みずみ たけし 休日 奨励賞
208 南 彩莉 みなみ あいり 逃避行 初入選
209 宮川 佑介 みやがわ ゆうすけ strangea
210 宮里 瑞穂 みやざと みずほ はるがきた
211 宮澤 孝恵 みやざわ たかえ 愛惜
212 宮治 綱 みやじ こお 眠らない街
213 宮下 真理子 みやした まりこ 時を翔ぶ 無鑑査
214 宮野 里美 みやの さとみ 千紫万紅 初入選
215 三輪 ヒロ子 みわ ひろこ 日本海に営む
216 武蔵原 裕二 むさしはら ゆうじ ひととき
217 村上 里沙 むらかみ りさ 星群
218 村松 航汰 むらまつ こうた 下山の歌
219 守 みどり もり みどり 天地始粛
220 森 友紀恵 もり ゆきえ 夏未明

221 安井 彩子 やすい あやこ 寝ざめると
222 矢動丸 惠美子 やどうまる えみこ 艶葉木
223 山浦 めぐみ やまうら めぐみ A sight ―45― 奨励賞
224 山岡 巻人 やまおか まきと 春風の詩を聞いた
225 山口 昭 やまぐち あきら 岩戸
226 山口 貴士 やまぐち たかし 私的飛行計画 奨励賞
227 山下 孝治 やました たかはる 月ノ森
228 山下 紀幸 やました のりゆき 息吹
229 山田 美知男 やまだ みちお うねりのぼる
230 山田 雄貴 やまだ ゆうき 標本室
231 山梨 千果子 やまなし ちかこ ざわめき
232 山本 早恵 やまもと さえ 清夏
233 山本 志帆 やまもと しほ The river
234 山本 真一 やまもと しんいち フロイスのみた岐阜
235 幸 亮太 ゆき りょうた 錆彩 奨励賞
236 姚 蘇芸 よう そげい 蓮華
237 楊 喩淇 よう ゆき 夜行
238 横山 喜愛 よこやま きえ afterimage 初入選
239 吉岡 昌子 よしおか まさこ 刻々と 初入選
240 吉澤 光子 よしざわ みつこ 箱庭
241 吉原 拓弥 よしはら たくや 幽静

242 龍 周毅 りゅう ひろき 夢現

243 王 培 わん ぺい 心語

※下記のリストは、日本美術院のホームページ(https://nihonbijutsuin.or.jp)に公表されている情報を元に作成しています。


再興第109回院展(通称:秋の院展)の全国巡回スケジュール

院展は全国を巡る巡回展です。
約一年をかけて全国各地の都市で開催されます。
巡回展の予定をリストアップしますので、観覧計画の参考にされてください。

再興第109回院展 東京展

開催情報
会期
2024.09.01(日)~ 2024.09.16(月)
開催時間
午前9時半~午後5時半 入場時間は午後4時半まで  ※最終日は正午まで(午後1時閉場)
会場
東京都美術館
入場料
一般:1,000円、シルバー(70歳以上):800円 *大学生以下無料 *開催中の企画展半券持参の方は200円引き
主催
日本美術院
特記事項
○イベント○
パネルディスカッション:
「―日本画の未来に向けて・世界にはばたくためにー」
9月8日(日)14時~15時 定員:200名(事前申込不要、先着順)
特別出演:立島惠氏(佐藤国際文化育英財団理事・佐藤美術館学芸部長)
出演者:西田俊英(同人・業務執行理事)、受賞者 ほか

ギャラリートーク&サイン会
◇9月7日(土)14時~ 大矢紀(同人・理事)
◇9月14日(土)14時~ 村上裕二(同人・理事)
◇9月15日(日)13時~ 吉村誠司(同人・理事)
*事前申込不要
*会場内での実施のため、入場券は必要です

日本画ワークショップ
~“ 貝合わせ ”を作ってみよう~:
日時/ 9月15日(日)14時~
場所/ 東京都美術館スタジオ
講師:藁谷実(同人)ほか
定員/ 30名(事前申込必要、先着順)*申込方法は、HP「お知らせ」をご覧ください。
参加費/ 3,000円

再興第109回院展 大阪展

開催情報
会期
2024.09.25(水)〜 2024.09.30(月)
会場
心斎橋パルコ
主催
読売新聞社、大丸松坂屋百貨店、日本美術院

再興第109回院展 島根(東)展

開催情報
会期
2024.10.05(土)〜 2024.10.27(日)
会場
足立美術館
主催
足立美術館、山陰中央新報社、TSKさんいん中央テレビ、日本美術院日本美術院

再興第109回院展 名古屋展

開催情報
会期
2024.11.22(金)〜 2024.12.02(月)
会場
松坂屋美術館
主催
松坂屋美術館、中日新聞社、東海テレビ放送、日本美術院

再興第109回院展 金沢展

開催情報
会期
2024.12.13(金)〜 2024.12.26(木)
会場
石川県立美術館
主催
北國新聞社、石川県立美術館、一般財団法人石川県芸術文化協会、日本美術院

再興第109回院展 岡山展

開催情報
会期
2025.01.02(木)〜 2025.01.13(月)
会場
岡山市・天満屋
主催
山陽新聞社、日本美術院

再興第108回院展 京都展

開催情報
会期
2025.01.28(火)〜 2025.02.02(日)
会場
京都市京セラ美術館
主催
京都新聞社、日本美術院

再興第108回院展 広島展

開催情報
会期
2025.03.01(土)〜 2025.04.07(月)
会場
平山郁夫美術館
主催
平山郁夫美術館、日本美術院

再興第109回院展 北九州展

開催情報
会期
2025.04.19(土)〜 2025.05.06(火)
会場
北九州市立美術館本館
主催
北九州市立美術館

再興第109回院展 島根(西)展

開催情報
会期
2025.05.24(土)〜 2025.06.15(日)
会場
今井美術館
主催
今井美術館、山陰中央新報社、日本美術院

再興第109回院展 五浦展

開催情報
会期
2025.06.21(土)〜 2025.07.21(月)
会場
天心記念五浦美術館
主催
茨城県天心記念五浦美術館、日本美術院



第107回の院展の様子は画像をクリックしてください↓




院展とは?日展とは?


院展とは?日展とは?

院展とは

院展は日本を代表する"日本画"の公募展で、公益財団法人日本美術院が主催しています。

2024年で109回目を迎えます。
公益財団日本美術院が1898年に創立し、120年以上の歴史があります。

はじまりは、岡倉覚三(岡倉天心)の美術論に賛同した橋本雅邦、横山大観、菱田春草らが美術研究団体を東京台東区の谷中に設立し、数々の文化勲章受賞者も輩出してきました。

院展創設者 岡倉天心の問いかけ

岡倉天心の著書『茶の本(The Book of Tea)』によると、その思想は『横山くん、日本画で空気を描くことはできないか?』というものでした。この問いに対し横山大観、菱田春草らが『朦朧体(もうろうたい)』を使った絵画を発表します。

それまでの日本画では、『鉤勒(こうろく)』(輪郭線)を用いた表現が多かったのですが、この岡倉の問いかけが「空気」や「空間」を描くために『輪郭』を描かないことでそれまでの日本画と違った表現の誕生へと導きました。

現代の日本画では『調子』を使った表現はよく見られますが、これらも元を辿れば横山大観や菱田春草の残した遺産と言えるかもしれません。

『春の院展』と『秋の院展』

院展は、『春の院展』と通称『秋の院展』と年に2回開催され、東京を皮切りに全国を巡回する巡回展です。『春の院展』は、当初試作展として始まった経緯があり、『秋の院展』に比べて50号と作品サイズも小さいので制作や搬入出の負担が軽く、150号の『秋の院展』に比べて応募者が若干多いようです。全国から多数の応募があり、日本画を描く人にとっては院展に入選することが一つの大きな目標となっていることも少なくありません。

院展の応募資格

日本画作品で既定のサイズであれば、誰でも応募することができます。
院展の作品は半抽象的な作品から具象まで幅広い作品が多数入選しています。
また、春の院展はS40号や春の院展縦長サイズと、秋の院展に比べて作品サイズが小さいので、画家として活動をしていなくても、絵画教室やご自宅などで1年間しっかりと春の院展に取り組んで見事に入選をされる方も見えます。基本的には誰にでも応募資格があります。大きな目標に挑戦するのもいいですね!

院展に入選したら

院展に入選したり、各種賞を受賞すると院展内で「研究会員」、「院友」、「特待」、「招待」、「同人」と、入選歴・受賞歴に伴って称号が付与されます。


研究会員
春または秋の院展に初入選すると、所定の手続きを経て「研究会員」となります。


院友
秋の院展に3回入選すると「院友(いんゆう)」となります。入選回数に春の院展への入選回数はカウントされません。
芸術大学に通う学生の中には、在学中に秋の院展に3回入選して院友になることも珍しくはありません。  


特待
院友から先は、数回の入選回数を重ねるだけでは次の「特待」にはなりません。
入選するだけでも大変な競争を勝ち抜く必要がありますが、特待は一筋縄では行きません。
秋の院展には、日本美術院賞(通称:大観賞)と、奨励賞という2種類の賞が用意されていますが、「特待」に推挙されるには日本美術院賞1回または奨励賞を4回受賞してはじめて推挙されます。もしくは、秋の院展に20回入選することによる推挙もあります。

なお、2024年現在でアート倶楽部カルチェ・ラタンの日本画教室の講師で、「特待」の講師は2人。
愛知県立芸術大学教授の岡田眞治先生と、准教授の吉村佳洋先生です。


招待
「特待」の次は「招待」。
「招待」には、日本美術院賞を2回受賞するか、もしくは同賞を1回と奨励賞10回の受賞で推挙されます。
招待になると、春の院展、秋の院展共に審査を経ずに入選することができるようになります。いわゆる無鑑査となります。
※無鑑査は、上記招待以外にも条件が揃えば無鑑査になることがあります。


同人
「同人」は、入選者、受賞者を選ぶ審査する立場で、もちろん審査を経ずに院展に出品でき、規定サイズによらず自由なサイズの作品を出品することができるようになります。
同人は日本美術院を運営する構成員でもあり、日本美術院の会議など院展の運営に深く携わることとなります。
日本美術院は公益財団法人なので、その構成員である同人は一作家以上の責務を負う立場となります。
同人は、毎年同人で構成される会議で「招待」の中から推薦され、投票によって新たな同人が決められます。


日展とは

2024年現在の『日展』は、「公益社団法人日展」が運営する美術団体です。正式名称は『日本美術展覧会』ですが日展の名前で親しまれています。
院展と同じく100年以上の歴史をもつ公募展です。

日本画の公募展の『院展』に対し、『日展』は、日本画・洋画・彫刻・工芸・書の5つの部門があり、幅広い芸術作品を鑑賞することができるます。

1907年に国主導で『官展』として始まり、当初は日本画・洋画・彫刻の3部門で構成されていました。
日本画では日本を代表する東山魁夷・高山辰雄・杉山寧・竹内浩一がいます。また現在では土屋礼一・長谷川喜久も活躍しています。
日展はさまざまな部門があるので鑑賞者にとってもさまざまな美術に一度にふれられるため全国にファンの多い展覧会です。

院展と日展、その共通点と違い

院展と日展の共通点

  • 院展は「同人」、日展は「会員」の審査を経て入選した作品のみが会場に展示される。
  • 会場は東京をはじめとして全国各地を巡回する。
  • 入選作と受賞作品が毎年審査によって決められる。
  • 賞や入選を重ねていくことで、会員や同人(審査・運営側)になることがある。
  • 全国の画商が、毎年の入選者を見て個展・グループ展を企画することがある。
  • 秋の本展は100号以上を制作

院展と日展の違い

審査員の判断が展覧会の方向性を決めるために入選作品の傾向に若干の違いがあるが、良い作品が入選することはどちらの会も同じ。
岩絵具の粒子の番手が院展は細かいものが若干多い傾向。日展は番手が大きいものが多い傾向。(あくまで傾向で、作品のテーマなどによって異なります)

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名古屋千種区市池下の絵画教室 アート倶楽部カルチェ・ラタン  
(デッサン、水彩画、洋画、日本画、ボタニカルアート(植物画)  
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033  
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン・水墨画)芸術複合施設  
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