古川美術館で『猫のち犬、ときどき鳥展』、分館爲三郎記念館で『郡和子展』が開催されます
古川美術館&アート倶楽部カルチェ・ラタン コラボレーション企画
『猫のち犬、ときどき鳥展』が古川美術館で開催されます。
近年、日本では「ネコノミクス」と呼ばれるほど類をみない猫ブームに沸いています。一方で、昔から人間の生活に寄り添い、良きパートナーである犬も根強い人気を誇ります。そんな猫派犬派に負けず劣らず、鳥を愛する鳥派も忘れてはなりません。本展では、古川美術館の所蔵品から、私たちを魅了してやまない「猫」「犬」「鳥」を中心に取り上げ、それぞれの表現を紹介します。また特別企画として、名古屋市千種区で、美術や芸術を楽しむ理想を追求する芸術複合施設のアート倶楽部カルチェ・ラタンとコラボレーションします。現代画壇で活躍する画家たちが描き出す、思わず触りたくなるような猫犬鳥を芸術の創造と出会いの街・IKESHITAで、古川美術館の名品とアート倶楽部カルチェ・ラタンで活動する現代の新進作家たちの作品をご堪能ください。
ところで、猫派、犬派、鳥派 それとも・・・? あなたは何派ですか?
『猫のち犬、ときどき鳥展』
【場所】古川美術館
【会期】2025年4月26日(土)~6月1日(日)
【観覧時間】午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日】月曜日 ※但し、ゴールデンウィーク(4月29日(火・祝)~5月6日(火))は開館、翌5月7日(水)は休館
主催:公益財団法人 古川知足会
企画協力:アート倶楽部カルチェ・ラタン
協力:きんぼし池下店、LE REVE DE TIM
後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、CBCテレビ、スターキャット株式会社
『猫のち犬、ときどき鳥展』に出品する、アート倶楽部カルチェ・ラタン講師をご紹介します。
(50音順 敬称略)
大矢亮「羽を休めて」「無垢」
粕谷凜菜「潤す」「うらら」
加藤青雅「白昼夢」「春の足音」
小林雅英「愛犬シルク」
徐汎軒「晚禱」
手塚華「べ」「いそいそ」
萩原樹「movementしまうま」「鵞鳥こここここ」
増本寛子「午後の散歩道」「風の誘い」
松浦主税「野景」
牧野環「よしよし」「チャボ着地図」
武蔵原裕二「春をゆく」「王」「Pug」
安井彩子「あたたかな頃」
吉村佳洋「燕来る」
Robert.N.Moore「KOI」
★アート倶楽部カルチェ・ラタンに通っている生徒作品の展示もあります。
大人、子どもの力作が勢ぞろいします。
場所:古川美術館 第3特設展示室 ※ご観覧には同展入館券が必要です。
■■出品作家によるアーティストトーク■■ (予約不要)
日時:5月4日(日) 11:00~粕谷凜菜先生、武蔵原裕二先生、吉村佳洋先生
5月5日(月・祝)14:00~牧野環先生、松浦主税先生
5月18日(日) 14:00~加藤青雅先生、萩原樹先生、安井彩子先生、大矢亮先生、増本寛子先生
5月25日(日) 14:00~小林雅英先生、手塚華先生
参加費:無料(別途入館券が必要)
場 所:古川美術館2階展示室
※作家都合により変更となる場合がございます。
変更がある場合は古川美術館ホームページにてお知らせいたします。
■■担当学芸員によるギャラリートーク ■■ (予約不要)
日時:5月13日(火)14:00~
場所:古川美術館1階展示室
参加費:無料(別途入館券が必要)
■■美術講座「猫好き学芸員による猫の絵画史」■■ (要予約)
展覧会担当学芸員が、世界の猫を描いた作品を紹介します。
日時:5月22日(木)13:30~
参加費:無料(別途入館券が必要)
定員:22名(申込先着順)
場所:古川美術館2階AVルーム
ガラスに宿る生命力
『郡和子展』が分館爲三郎記念館で開催されます。
光の透過という特性を持つガラスに対峙し、まだ見ぬ《素材の美しさ》 を追求する作家・郡和子。郡は、瞬発力が要求される吹きガラスと、冷えたガラスを組み合わせ電気炉に入れ成形するキルンワークの対照的な2つの技法を取り入れ、色彩、フォルム、透過度のバリエーションにより唯一無二の美しい作品を手掛けます。そこから生まれる作品は雄大な大地の根底にある蠢く地層、あるいは人類が見たことのない神秘的な泉をも想像させる圧巻の存在感を放ちます。ガラス本来の透明度の美しさに合わせ、ガラスの層が生み出す色は深みがあり、大地の生命力を感じさせます。
近年は銀の変化を研究し、窯の中で銀とガラスを融合させたパート・ ド・ヴェールの新たな造形に挑戦しています。これまでの郡の色彩といわれる日本の色を基調としたエメラルドグリーンと、窯の中で酸化するガラスが織りなす新しい表現は、作家自身の新たな歩みとガラス素材の無限の可能性を象徴しています。 本展ではガラスと銀といった透過と遮光の落対する性質を自由にあや今、まだ見ぬ素材の美しさを引き出す郡和子の過去と今、そして《これから》を紹介します。
郡和子×河村花斧(河村敦子) コラボレーション
『ガラスと花』
本展期間中に、郡和子と花人・河村花斧(河村敦子の二人の芸術家が共演します。郡和子のガラス作にほれ込んだ河村花斧が花で唯一無二のコラボレーションを繰り広げます。
■■担当学芸員によるギャラリートーク ■■ (予約不要)
日時 : 5月11日(日)・24日(土) 各日11:00~
参加費 : 無料(別途入館券が必要)
場所 : 爲三郎記念館
■■郡和子アーティストトーク■■ (予約不要)
ガラス作家・郡和子が自身の作品について語ります。
日時:4月26日(土)・5月17日(土) 各日11:00~
参加費: 無料(別途入館券が必要)
場所:爲三郎記念館
■■硝令茶会■■ (要予約)
ガラス作家・郡和子の作品を使って茶会を開催します。展示空間で作品を愛でながらお楽しみください。
日時:5月1日(木)
①10:30~11:30~ ③13:00~140~15:00~
参加費:3,500円(薄茶)(別途入館券が必要)
定員:各席16名
場所:爲三郎記念館 瓢の間
■■「鉱物とガラスの万華鏡つくり」■■ (要予約)
世界でただ一つの「鉱物・ガラス万華鏡」作りに挑戦します! ブラックライトで鉱物を観察したり、爲三郎記念館庭園の石観察もできます!
日時:5月10日(土) 〈午前の部〉 10:00~11:30(低学年中心) 〈午後の部) 14:00~15:30(高学年中心)
講師:足立守氏(名古屋大学名誉教授・理学博士) ・永津めぐみ氏(中部復建株式会社第一設計部 管理部長 兼 CIM室 室長)
対象:小学生
協力:中部復建株式会社、ガラス作家 郡和子
参加費:1,000円(小学生入館料無料)
定員:午前・午後各10名(先着順)
場所:古川美術館2階AVルーム/爲三郎記念館庭園
■■「加藤舜陶生誕110年記念展」 カウントダウンイベント第1弾■■
愛知県瀬戸出身の陶芸家・加藤舜陶生誕110年を記念した展覧会(会期:2025年8月23日~9月21日)を開催いたします。
その展覧会のカウントダウンイベントとし て、加藤舜陶作の陶器を特別価格にて販売いたします。
期間:4月26日(土)~6月1日(日)
場所:爲三郎記念館ミュージアムショップ
~古川美術館及び分館 爲三郎記念館~
住所:名古屋市千種区池下町2丁目50番地
電話:052-763-1991
古川美術館ホームページ:https://www.furukawa-museum.or.jp/
★ご予約・お問合せは、古川美術館までお電話をお願いします。
(開館日10時~17時)