山下孝治 日本画展 「muzorasica デアイ ノ チカラ」 名古屋松坂屋にて3月1日(火)まで開催中
山下孝治先生の日本画展 「muzorasica デアイ ノ チカラ」が名古屋松坂屋 本館8階美術画廊にて3月1日(火)まで開催中です。
長い間自分の表現、自分にしか描けないものを探しながら、
只々美しく感じるものを描いていた気がします。
そんな中、「星めぐりの歌」という美しい音色の曲に出会いました。
その曲を作ったのが若き日の宮沢賢治でした。
その曲と出会ったことで 暗く重たい印象だった賢治作品に興味が湧き、
改めて色んな物語を読んでみると、人や自然に向ける眼差しの優しさや
その表現の豊かさと独自性に驚かされました。
それと同時に自分だったらこの世界をどう描くのかという興味から
「muaorasica」という自分なりの表現世界にまで至ることができました。
今回、松坂屋名古屋店での初の個展となりますが、
このような機会を与えて下さった関係各位の皆様に感謝申しあげますと共に、皆様にご高覧賜り楽しんで頂ければ幸いです。
山下孝治
(個展図録の「ごあいさつ」)
「なんで朝なのに月が出てるんだろう?」
「あっ!そうだ!夜になる準備をしているんだ!」と言った。
ハッとした、そして 嬉しくなった。
知恵ノ樹ハ月ニ届ク 12号
蟻の目線で語られる。
羊歯は木、キノコは建物。
蟻たちにとってみればとてつもなく大きな存在。
その奥にそびえる楢の森には無限の広さを感じることだろう。
キノコノ家 12号(「ありときのこ」より)
アート倶楽部カルチェ・ラタンでは、山下孝治先生の絵画教室を開講中!
毎週木曜 午前9:30-、午後12時30分-の2教室ございます。
見学・体験は、052-751-8033(受付)までお気軽にお問い合わせください。