左脳OFF・右脳ON
今年も残すところあと7日となりました。クリスマス、忘年会、新年会など楽しいイベントが続き、さらに初詣や温泉旅行などお出掛けの機会が多くなるため、どうしても絵を描く時間から離れてしまいがちですよね。日本画教室の岡田眞治先生に「絵を描く人にとってのおすすめの過ごし方」を聞いてみました。
岡田眞治先生「ぜひ、時間をつくって美術館や博物館に足を運んでいただきたいですね。絵画の勉強は筆を握って描く事だけではありません。映画や読書もいいし、旅行に行かなくても近所の坂道を歩くだけでもいいと思います。いつもは通勤通学のために急ぎ足で歩いている道でも、急がずゆったりとした気分で歩くと違った景色が見えるでしょう。自分の興味のある事柄について理解を深めるために調べものの時間に充てるのもいいですね」
「仕事中は左脳がフル回転しているため、休日は何もしたくない! バラエティ番組を見てリラックスしたい!と感じる人も多いでしょう。それも悪くありません。でも、左脳をオフにした時は、意識的に右脳をオンにして生活したほうが、生活の中に楽しみも増え、心豊かな人生が送れると思います」
「もうひとつおススメは、歴史の勉強です。皆さん、旅行中は歴史的価値の高い旧所名跡へ行くケースが多いでしょう。予め世界史・日本史の予備知識を入れておくと、より知識が深まり、細かい部分まで見つめるようになり、それがまた制作のヒントに繋がると思います」
==========================================================================
アート倶楽部カルチェ・ラタン
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリー、
フレンチレストラン、カフェ、ワインバーに屋上テラスを備えた芸術複合施設
==========================================================================