金曜日・日曜日　作品紹介

こんにちは。金曜日15:30〜18:30、日曜日9:30〜12:30を担当させていただいております、講師の大村有香です。

教室で制作された、生徒の方々の作品をご紹介させていただきます。

はじめは小学校低学年の生徒さんが描いたユニコーンの模写です。イラストの模写はお子様の間では人気の題材です。
彼女は特に「似せること」を大切にしながら制作している様子でした。
何度も修整された形、厚く塗り替えられた色、、、納得できるまで描き続けました。
模写は見本を観察して制作しますが、完成した作品からは、不思議と作者の絵肌や思いやりが伝わってきます(^^)

こちらは大学生の方が制作しました。
どのモチーフに対しても誠実に丁寧に向き合い描かれています。
下の作品は上の作品の後に制作されたものですが、よりモチーフの隙間にある空間や、それぞれの質感や重さなどの違いを意識して描き進めました。
3本の花が軽やかに広がる様子が美しいです(^^)

こちらは中学生の方が制作した作品です。
紫のグラスを描きました。紫中にも茶系や緑系を使うことで、複雑な色味を再現しています。
また、今回はモチーフの左右の差に注目して描き進めることも意識しました。
作品の中に光などの状況が感じられるような表現が生まれました(^^)

次は小学校中学年の方が制作した作品です。
人形の瞳の細かい描写や、色の線が重ねられた髪が印象的です。アンティーク調の深い色の様子も再現できました。
混色の表現を広げることができた、きっかけとなる1枚になりました。
作品からもモチーフを粘り強く観察しようとする姿勢が伝わってきます(^^)

こちらは小学校中学年の生徒さんの風景画で、写真を参考に描きました。
夜空の繊細な色の移り変わりや柔らかく漂う雲は、一見するとどのように表現すればよいのか迷ってしまうことがあります。
青の中でも黄味や緑味を混ぜてみる、雲を観察しながら筆の水分量や動かし方を変えてみるなど、試行錯誤ながら進めていきました。
みどころが沢山ある作品になりましたね(^^)

最後は中学生Dくんの作品。
テニスボールはシンプルな形の題材です。たとえシンプルでもじっくりと物と向き合うことでその魅力を引き出すことが大切です。
この作品は球の形態を意識しつつ描き進めることができました。さらに明るい部分は起毛が詰まったような質感を描写したり、蛍光色を再現するため影色にも鮮やかな色を塗ったりしたことで、テニスボールの「リアリティ」や「その物らしさ」が伝わる作品に仕上がりました(^^)







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大村有香
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