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金曜日・日曜日 作品紹介

長かった梅雨が明けて、最近は夏を感じられるような暑さの季節になりました。
小中学校では夏休みに入った学校が多いようですが、カルチェラタンでは引き続き生徒さんたちによって見応えのある作品が描かれています。





こちらの作品を描いた生徒の方は、毎回モチーフを3つほど持参して制作されています。
線や色の表現に柔軟さが伺えます。
そのとき、その場所でしか出会うことのできないモチーフの魅力がダイレクトに伝わってきます(^^)
短時間で描かれた作品ですが、鋭いクロッキー力が感じられます。






こちらは小学校中学年の生徒さんが制作しました。
色ガラスでできた花瓶を描きました。
ガラス素材のものは、観察すればするほどさまざまな情報が見えてきます。光によってできるハイライトや、周りの風景の映り込みなど、、。
それらをじっくりを追って描くことで、ガラスが持つユニークな色の変化を表現することができました(^^)






こちらは中学生の生徒さんが描きました。
透明なガラス器に光が差し込み、中で乱反射する様子がなんとも美しいです。
ガラス器の上の茶系色は、写り込んだ机の色を素直においていきました。
作者本人の着眼点が画面上で丁寧に表現できました(^^)






同じモチーフを目の前にしても、描き方は作者によって異なります。
猫の毛並みの表現や、背景の窓などの形と色の捉え方が独創的な作品に仕上がりました。
教室では観察の仕方や画材の扱い方を学ぶことがありますが、作者自身が本来持っている着眼点や表現方法を大切にしつつ、力を伸ばしていっていただきたいです(^^)






白い陶器の置物に、乾燥唐辛子をセットして描いた作品です。
実際には、アトリエにある複数の照明がモチーフの凹凸にあたり、なんとも複雑な明暗が生じていました。
画面の中の明暗の設定を念頭におきながら、鉛筆の調子を整理していきました。
完成した作品では、丁寧な明暗の上に、さらに陶器と乾燥唐辛子の質感の違いなども表現され、充実した内容に仕上げることができました(^^)






最後は中学生Dくんの作品です。
先ほどガラスを描くときは、見えた情報をじっくり追って描くことが大切と述べました。
それに加えてガラス器に立体感を持たせるには、モチーフの構造や光の当たり方などを整理しながら描いていくことも大切です。
頭の中の知識を土台にして、目の前のモチーフの変則的な見え方と織り交ぜながら書き進めることができました。
臨場感が伝わってくる作品です(^^)







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大村有香
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