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基礎だけでなく、「工夫」や「発想」、「これを描きたい!」という想いが大切

こんにちは。
名古屋市千種区の絵画教室、アート倶楽部カルチェ・ラタンで、月曜日と木曜日に洋画(油彩画)教室の指導にあたっている小林雅英です。


今日は、私の教室に通っていらっしゃる、ある生徒さんの作品を3点ご紹介します。


この生徒さんの3点の作品を通して、私の感じた『絵を描くうえでの大切なこと』をお話しできればと思います。




今回ご紹介する生徒さんは、ご高齢から本来は「健康の回復と維持」を目的とした”趣味”の「油絵」をはじめられました。

それが今では、50号〜100号(!!)の大作を制作され、

愛知県美術館ギャラリーで毎年開催させている「南風展」や、県展にも出品し、受賞までされるなど、精力的に絵の制作をされています。


基礎のデッサン力を補う工夫と情熱

こちらの生徒さんは、基礎のデッサンの経験は決してあるわけではありません。

一方、それを補う工夫と情熱、そして根気が素晴らしい。作品をご覧になると一目瞭然。制作途中の絵からでも、作品に対する情熱が伝わってきますね。


1点目に紹介する作品は、現在制作中の「ブルームーン」。

バラの名から作品名を決めたそうです。



作品名:「ブルームーン」(制作中)


日本画技法との融合

アート倶楽部カルチェ・ラタンでは、大きく分けると洋画(油彩画)と日本画のアトリエがフロアで分かれていますが、

会員の生徒さんは、洋画、日本画の垣根を越えて、どの講師の教室でも受講できるというシステムになっています。


次に紹介する作品は、そんなカルチェ・ラタンの絵画教室の仕組みと、ご本人の「工夫」から生まれたのではないでしょうか。

先に日本画の教室で金箔のはり方を学ばれましたが、作品での使用までには至らなかった。

「何とか金箔を生かせないか?」と工夫され、桃山から江戸に栄えた琳派の作品を配置して制作されました。



作品名:「琳派印象」


「これが描きたい!」この気持ちがとても大切です

最後に紹介する作品は、大胆で迫力のある作品です。

何かのイベントに参加された際に印象に残ったモニュメントを写真に収め、それをイメージ化した作品。

大胆で、迫力に満ちた作品になりました。

カルチェ・ラタンでは、教室の無い日でも生徒さんの自主制作のためにアトリエを開放しているので、
それをうまく活用して、集中できる環境で制作を進められたのでしょう。


ご高齢ではありますが、「これを描きたい」という意思が強く、それを実現させるための発想に、私も驚くことが多くあります。






作品名:「花たち」

生徒さんの絵を描く目的やスタンスは皆さん千差万別です。

私はそれぞれの生徒さんの意思や発想のねらいに沿う様、制作のお手伝いをさせていただいています。



ブログ掲載いただいた講師の先生

洋画家 小林雅英先生



洋画家 小林雅英先生の絵画教室

● 月曜日
15:30-18:30(学生、主婦の方におすすめの時間帯)
18:30-21:30(お仕事帰りにおすすめの時間帯)

● 木曜日  (充実した午前〜昼下がりを過ごしたい方におすすめの時間帯)
9:30-12:30
11:30-14:30


※ 無料体験や教室見学を随時受付中です。詳しくはお問合せページからご連絡ください。
※全くの初心者からはじめられる方が半分以上です。絵はどなたでも上達します。経験がなくてもお気兼ねなくお問い合わせください。
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名古屋市池下の絵画教室 アート倶楽部カルチェ・ラタン  
(デッサン、水彩画、洋画、日本画)  
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033  
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリーを備えた芸術複合施設  
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