【絵画教室ブログ】デッサン作品のご紹介

こんにちは
日本画講師の安井彩子です。
今日はデッサン作品に絞ってご紹介します＾＾

●中学生生徒さん
それぞれ制作時間は９０分、１８０分、２７０分と違いがありますが、その時間内に出来る限りの描写をしています。
（どの作品が何時間か分かりますか？）
白背景の中にモチーフの存在感がしっかりと感じられるよう、鉛筆の調子を臆せず乗せていくことが大切です。
また、明暗を描くことに意識が向きがちですが、質感表現を心懸けると自然と明暗が描けたりもします。
３枚とも力作ですね＾＾

●大人生徒さん
スマホを持った手のデッサンです。
モチーフを選ぶ時によく、
「どれが簡単で、どれが難しいですか？」
といった相談がありますが、私はモチーフに明確な難易度の差はないと考えています。
例えば、シンプルな形のものは初心者には簡単に思えますが、経験者にはシンプル故に難しいと感じたりするからです。

その中でも「人体」はデッサンの経験に関わらず、描けているかどうか判断しやすいモチーフではないでしょうか。
「動くもの」として描かなければ、人形のようなデッサンになってしまいます。
彼女は少し前から静物デッサンから手（人物）のデッサンに挑戦していて、描くごとに上達しています。
最近は形を捉えることと「手を描くこと」を同じ意識でやれるようになり、制作のスピードもうんと早くなりました。

デッサンに取り組む生徒さんが増えてきて、見て描く楽しさが広まってきたのかなぁと嬉しい気持ちです＾＾
但し、デッサンが出来なければ絵が描けないと言う訳では決してありませんから、ひとつの勉強法として楽しんでください。

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アート倶楽部カルチェ・ラタン
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033
絵画教室（洋画・日本画・水彩画・デッサン）
ギャラリー、屋上テラスを備えた芸術複合施設
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