【絵画教室ブログ】木曜日 生徒さん作品制作過程
こんにちは。木曜日 水彩・日本画クラス担当の増本です。
水彩画を描かれている生徒さんの作品をご紹介したいと思います。
公募展に出品される100号の大作です。
台湾の九份を描かれています。
まずは建物の歪みがないか、パース(遠近)はとれているか、奥行きやスケール感など意識して下書きのデッサンをしていきました。
建物は自然の木などを描いた場合よりもより少しのズレや歪みで違和感を感じてしまうため、デッサンに時間をかけて修整すると良いと思います。
彩色段階です。本来は大きな面積や背景から色を置いていくと良いですが、今回は夜景ということで少し違う手順で色を塗っていきます。
この絵では窓や提灯、看板の一部などが明るく、建物全体は暗い印象なので、まずは空と明るい窓や提灯などに彩色します。
一通り明るく光る部分を描いたらその部分をマスキングし、その上で周りの壁面を徐々に暗くしていきます。
徐々に建物の雰囲気、周りの賑やかな様子が出てきましたね。
これからどのように変化していくのか楽しみです!
この続きはまたブログでご紹介していきたいと思います。
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名古屋市池下の絵画教室 アート倶楽部カルチェ・ラタン
(デッサン、水彩画、洋画、日本画、ボタニカルアート(植物画)
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリーを備えた芸術複合施設
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