花や木、自然は嬉しい時も悲しい時も、やさしく私たちに寄り添ってくれます。そんな植物と向き合い、観察することで普段気づかなかった植物の美しいつくりを発見できるかも知れません。
ボタニカルアートと言う言葉を初めて聞かれる方もあると思います。ボタニカルは植物学的な、アートは芸術という意味がありますから、植物図鑑に使われるような正確さと、芸術的美しさの両方の魅力を持つ絵画と言えるでしょう。
植物を描いた歴史は古く、古代ギリシア時代から薬草を伝えるために描かれたと言われています。18世紀頃のヨーロッパの薔薇の画家ルドゥーテなどの美しい図譜は今でも世界中で愛されています。
描く手順は鉛筆で実物大にデッサンし、透明水彩絵の具で彩色します。画材も手軽ですので絵を描いたことのない方もすぐに始められます。
ゆったりと好きな植物を描いてお部屋に飾ってみませんか?